TOEIC学習だけでは足りない英語もオンラインレッスンで会話力アップ

英語検定 TOEIC TOFLE と、英語習得力を認定してくれる資格やテストは様々あります。
しかし、その結果が英会話力とイコールではないことは受けた当人がよく実感していることでしょう。

 

アルファベット

 

もちろん、英検を受験することやTOEICスコアを上げることを否定するわけではありません。
テスト受験を目標に勉強することも、客観的な形で結果がわかることにも大きな意義があります。
学生にとっては進学にプラスになりますし、社会人にとっても仕事に役立つのはもちろん、母国語以外の言語を学ぶことで視野が広くなり情報収集力も上がります。

 

しかしながら現実問題、「テストのための付け焼刃な英語学習」をし続けているだけでは、外国人とのコミュニケーション能力は上がらないのです。
そのことを少し前の義務教育では重要視していなかったため、英語の文法を知ってても話せないという人ばかりになってしまったように感じます。
というのも私自身が、重要な時に英会話で失敗してしまった経験があるのです。

 

学生時代、どちらかといえば英語は好きな方で、ヒアリングや英会話の成績も悪くありませんでした。
英語検定は2級・TOEICのスコアは500点前後ですし、街で知り合った外国人と日常会話することもできるので、まあまあ英語が使えるというレベルだと自分では思っていました。

 

発音も単語も合っているのにネイティブには通じない「日本流英会話」

 

数年前、仕事で緊急事態が起こりイギリスに連絡することになりました。
すぐ解決するべき案件だったため、国際電話をかけて話し合うように命ぜられたのです。
普段、取引先には時間をかけて英文メールを書いていて、電話するのは初めてでした。
外国人に親しい友人はいないし、ここ数年はプライベートでほとんど英会話はしていなかったんですが、他に英語が得意な人もおらず仕方なく引き受けるはめに。
もちろん、話す内容については翻訳ソフトを使ってあらかじめ完璧な英文を用意し、何度も話す練習もして準備万端で電話をかけました。

 

英語で電話するビジネスマンイメージ

関連部署への直通番号なのでトラブルなく連絡事項を伝達できると予想してたんですが、電話に出た人とまったく話がかみ合いません。
向こうが「何の話をしているのか」と言ってくるのに対して、何度も同じ説明を繰り返しました。
私が伝えたかった内容を大まかに言うと、「先日御社に送信した内容の確認処理を至急お願いします」というだけのことです。
ちなみに国際電話をかける前、上司から「一方的にまくしたてればすぐ通じるだろう、電話料金高いんだから早く切れ」と言われていて、その上司の前でムダに何分も国際電話をしなければいけないのもかなりのプレッシャーでした。結局最後までイギリスの方に話は通じず「とりあえずメールしてください」と言われ引き下がるしかありませんでした。
その後メールで連絡事項を送ったら、すぐに処理してもらえトラブルは解決したのでなんとか一件落着はしました。

 

なぜ英語を知っていても話せないのか?

 

いちおう解決はしたものの、この一件で職場での信用は落ちるし外国人コンプレックスになるしでしばらくは散々でした。
間違った英文を使っているわけでもないし、発音だって良いとは言えないものの今まで出会ってきた外国人に最低限の意味は通じてきましたから。
じゃあどうしたら良かったのか?と何度も電話での英会話を思い出してシミュレーションしてみたところ、英語でのコミュニケーション力不足なことが判明しました。
なぜ私の話した英語が通じなかったかというと、発音や文法が悪かったというわけではなく、話の組み立て方や単語の選び方が間違っているせいでサッと伝わらなかったようです。

 

日本語でのやり取りならば、相手がこちらの言ってる事を理解してないと気づいたら、同じ事を主題にしてうまく言い換えできますよね。
もし相手に「どの件の話なのかわからない」と言われたら、「○○の事務処理しているのはあなたですか?」とか「今PC画面で見ているのはどのような文章ですか?」と聞き返したり、「弊社が送信した内容は△△ですが、処理の進捗状況を教えてください」とか瞬間的に返答できるはずです。
しかし残念な事に私は、自分の言いたい事を伝えるのに精一杯で、相手の考えを予測するような英会話力は持っていませんでした。

 

英語で商談するビジネスマン

結局のところ、ビジネスに必要な英単語や言い回しをうまく使いこなせないのが問題のようです。
会話というのは相手のレスポンス反応があってのことなので、独学で会話練習したりテキストを見ているだけでは上手になるわけないと実感しました。
それと、外国語のヒアリング力をアップさせるにも生の会話が必要です。

 

今回の仕事での一件では、相手がイギリス人で綺麗な英語を話してくれたためなんとか聞き取れましたが、もし単語の発音が悪かったりなまりが強かったら、相手が言ってることがわからないまま電話を終わらせるはめになり大きな損害を被っていたかもしれません。
進学・就職のために英検やTOEICを受ける人に知ってもらいたいのは、「テストの結果が求められてるのではなく、それ以上のレベルで英語を使いこなすことが求められている」という事です。
学術分野でもビジネス分野でも、これからは外国人の受け入れや海外との共同事業が増えてくることが予想されます。
その時、英語の資格を持っていれば必然的にあなたが交渉を任されることになります。

 

公の場でスピーチをする際、恥ずかしくない英語で話せますか?
専門分野について踏み込んだ質問をされた場合、堂々と質疑応答できますか?

 

履歴書や経歴書にTOEICの点数を書くことは、「私は英語を使って外国人と対等なビジネスができます」と宣言するようなものですが、そのスコアと実際の英語力が伴っているのか、ぜひ外国人と話す場数を踏んで知っておくべきだと思いました。